キャッシングの審査で気をつけるべき3つのこと
キャッシングの審査は、初めての人だと少し不安な気持ちを抱く場合もあるかもしれませんが、いくつか注意点を意識しておけば問題はありません。
普通に生活して定期収入がある人なら、ほぼ審査落ちすることはないでしょう。ただ以下から紹介することだけは気をつけてください。
1.申し込み時にウソの申告をする
普通なら大事な記載事項ですから、このようなことはあり得ないと思いますが、思った以上に多いと聞きます。私の知り合いでも金融機関で審査関係の仕事をしていた女性がいるのですが、かなり間違った申告があるとのことです。
おそらく原因は2点あると思います。
・借入額が多く、正しい情報を申告するのが決まり悪いというケース
・単純にうろ覚えで、間違った申告をしてしまうケース
です。
どちらも、もちろん問題があります。借入額を隠しても信用情報機関に照会すれば、正確な数値が出てきてしまいます。見ず知らずの審査担当者に見栄を張ったり、審査を有利な条件にしようとしても無駄なだけです。
そしてうろ覚えで、適当に記載するというのも最悪です。ルーズな人だと思われて、返済をしっかりしてくれるのか疑問を持たれてしまいます。
どちらの場合でも仮に審査落ちにはならないとしても、限度額を制限されたり顧客としての印象が悪くなるだけです。必ず申し込み前に正確なデータを自分で調べて、間違えのないように申告するようにしましょう。
2.総量規制の範囲内での借り入れを意識する
キャッシングの場合、主にプロミスやアコムなどの消費者金融系だと総量規制の対象となり、銀行系だと対象外になっているケースが多いです。ただ現実問題、年収の3分の1を超えて借金をしてしまうと返済するのが難しくなります。
それに実際に審査をしてみると、職業など条件にもよりますがいくら総量規制対象外のキャッシングでも、借入額が多ければ融資を受けられることは少ないでしょう。そうすると申込むだけ無駄になります。
やはり金融庁が設定した総量規制というのは、返済を考えて作られたものなので、それ以上に借りようと思わないことは大切です。
そのため個人的には年収の3分の1以上の借金がある人は、対象外のところであっても審査の申込はしないほうがいいと思います。
3.直近のクレジットカードや消費者金融の申込件数が多すぎる
意外と知らない人もいるのですが、信用情報機関には借り入れの履歴の他に、クレジットカードや消費者金融の申込履歴も記録されています。どう考えても審査落ちするはずがないのに落とされた人はこのパターンが多いですね。
カードを作るだけでキャッシュバックがもらえるなどの特典目当てで、次々と申込みをするとこのようなことになります。もちろん多重債務者が短期間に申込んでも同じことが起きます。
いたずらに履歴を汚すだけなので、同じクレジットカード関連などで月に何件も申込むのは止めましょう。クレジットカードと消費者金融など種類が違えば、2つくらいは大丈夫です。
常識的に考えて、利用しきれないようなカード発行をしようとしてはいけません。
まとめ
基本的に、消費者金融業者もまともな人には融資をしたいと思っています。まともな人というのは、社会常識がありきちんと返済をしてくれる人のことです。つまり契約したことを守れる、ということですね。
そのため提出項目を間違いなく記載し、必要以上に借り入れをしていなければ審査には通るはずです。もちろん定期収入がなければいけませんが、そこまで審査に対して不安になることはありません。
今では申し込み前の簡易的な「お借入診断」などを利用できるので、そこでチェックしてから本審査に進めばあまり落ちることはないと思います。