お金持ちに読書家が多い3つの理由とは?
あなたは月に何冊本を読んでいますか?日本の成人の平均的な読書数は月に1冊程度という統計データがあります。そして全く読まない人が50%弱もいるという結果がでています。
これが収入の多い人になると、とたんに読書量が増えて毎月数10冊単位で読んでいる人もざらにいます。これは世界共通で見られる傾向です。
なぜこのような違いが出るのでしょうか?読書の習慣が、お金を稼ぐのに役立つ理由を3つにわけて解説していきます。
1.読書で人付き合いの能力をアップ
お金の流れというものは、人と人が交わるところで発生するものです。商取引というものはまさにそうですし、借金なども一人でできるものではありません。
今は企業が間に入っているので、少しこの関係がぼやけています。それでも人間関係が上手く構築出来ない人はお金を稼ぐのは難しいのは今も昔も変わりません。
そこでどうすれば人と上手く付き合っていけるようになるかというと、自分と違う考え方や感じ方に多く触れていくことで学んでいくしかありません。
もちろん実践で、大勢の人とコミュニケーションを取っていくことでトレーニングができます。でも相手が考えている本音の部分というのは、会話だけでは難しい面もあります。
そこで読書が役に立ちます。様々な本を読んでいると、その作者独自の考え方に触れることができるので、自分中心の考え方以外の視点からモノを観ることができます。
これは意識しながら読んでいると、本当に実生活に役立てることができます。会話だけだと、なかなかそこまで深い部分まで踏み込むことは難しいのですごく勉強になるのです。
後は実際に人と関わることで、コミュニケーション能力を高めていくことができるのです。
これは実用書では難しいですが、小説や作者の考えがたくさん記述されている本を読むと、実際に人と接するときにも役に立ちます。
2.読書でアイデアが出やすくなる
アイデアは、アウトプットし続けて出すようなイメージがありますが、それだけでは無理です。インプットをたくさんしなければ駄目です。
ビジネスで使うアイデアも、よほどの天才でも無いかぎり基本的には、何かと何かの組み合わせです。そのため多くの書物から知識をインプットすることで、アイデアも出やすくなるのです。
自分の頭で考えているだけでは、なかなか良い着想が出てこないのは当たり前なのです。本で身につけたことや知ったことを、紙に書き出して組み合わせたりすることで、新しい考え方が生まれるのです。
そして知識以外にも、作者が感動したことやイライラしたこと、不満に思ったことなど感情的なことも利用できます。
他人のプラスの感情を自分のビジネスに取り入れたり、マイナスの感情を取り除くような商品を提供することを考えることで、お金を稼ぐことができるのです。
さらに人と話しあうなどすれば、相乗効果で良いアイデアは出てくるはずです。
3.読書は稼いだお金を維持するのに役立つ
せっかくお金持ちになっても、それを維持できなければ意味がありません。読書をすることで、資産の管理も役に立ちます。
代々お金持ちの人は除いて、ほとんどの人が大きなお金を手にすると身を滅ぼします。生活レベルも必要以上に上げてしまい感覚がおかしくなってしまうのです。
具体的には、異性関係が派手になったり、極端な美食や贅沢品を買い漁るなどして人格まで変わっていきます。そうなると付き合う人間も変わっていき、仕事もおろそかになるので没落するのも時間の問題です。
銀行から巨額の借り入れをしてしまい、破産してしまう人も珍しくありません。
それを防ぐためには、読書は非常に友好な手段です。本を読むこと自体、内省的な行為になりますし、たかぶった気持ちを鎮めてくれます。
そして資産管理や感情コントロールに関する本を読んで勉強し、冷静に本業に意識を向けていけばそのまま収入を伸ばしていくことができますし資産も維持できます。
まとめ
読書は最高の自己投資です。もしお金がなければ、図書館に行けば無料で借りることが出来るので是非活用してください。
経済的に成功した人で、本をあまり読まない人は少数派です。それでも平均的な日本人は月に1冊程度しか読んでいません。まずは月に数冊でも読んでみることをお勧めします。
これだけでも、その他大勢に比べて差をつけることができます。今は電子書籍など便利なツールもあるので、移動時間やスキマ時間でも気軽に読めるはずです。
あなたもスマホを利用する時間や、テレビを観る時間を少し減らして、読書をはじめてみてはいかがでしょうか?
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